今回作るもので、こんな感じで動作するようになります。ボタンでファイルに書き込みをします。終了ボタンが無いので右上の×で終了させてください。
プロデル入門・ゼロで書いたものでは画面を作るだけなのでファイルを保存することが出来ない
そこで今回はファイルを書き込むことにする。
プロデルリファレンス「CSVファイルで読み書きする」を開くとこのようなサンプルがある。
データ表を作ってデータとする
データに{「たろう」、「abc@xxx.com」、「http://www.xxx.com/」}を加える
データに{「はなこ」、「def@xxx.com」、「http://www.xxx.com/」}を加える
データを「data.csv」へ保存する
前回作成した画面にファイルを書き込むプログラムを書き足します。
サンプルプログラムフォルダにあるものを使った方が使い勝ってが良さそうなので今回はそちらを使います。
開くファイルは「CSVファイルの操作.rdr」
ファイル名の上でマウスの左ボタンをクリックした編集を選びます。(プロデルにドラッグでも良い)
こんな感じになると思います。
リファレンスとはちょっと異なりますが、内容はほぼ同じです。
新しいウィンドウを追加します。
こんな画面になるはずです。
前回書いたプロデル入門ゼロで書いたものを追加します。
タグ「CSVファイルの操作.rdr」を選択した見てください。この段階でプログラムに画面の作成が追加されています。
このままプログラムとして動作すれば良いのですが、継ぎ足しなので現状では2つのプログラムが独立して存在しています。
ここで画面に入れた内容を書き込むようにする方法を考えます。
画面に入れたテキスト(入力した文字)は画面に書き込んだ段階でPCに存在しています。今回の画面では入力する場所を3か所作りました。それを取り出すことを考えましょう。
「メイン画面」のタグを選択して、「ボタン1」をダブルクリックします。
プログラムに「ボタン1がクリックされた時の手順」が追加されます。
何にどのような名前を付ければ良いのか?という事ですが画面上に作成したテキスト蘭には自動的に名前が付けられています。(変更できます)
画面の右下にあるプロパティの一番下のほうを見てください。名前が書いてあります。
その名前を「ボタン1がクリックされた時の手順」の中に書き入れていきます。
その際、ファイルに渡す際に使う変数名を用意します。
今回使用する書き込むデータは、「名前01」「名前02」「名前03」を今回使う変数名にします。
こんな感じで変数にセットします。
セットするのは「テキスト1の内容」です。「テキスト1」だけだと違うものがセットされるようになってしまいます。
元にしたプログラムを2つに分けてファイルに書く部分をその下に追加します。
元プログラム
データ表を作ってデータとする -—– この部分で分ける
この下のプログラムを「ボタン1がクリックされた時の手順」に移動します。
もし「data.csv」というファイルが存在するなら、データへ「data.csv」から読み込む
データを「data.csv」へ保存する
データの一覧を表示する
ここまで作ったプログラムを見てみましょう
————————ここから
データ表を作ってデータとする
メイン画面を表示する
待機する
メイン画面とは
ウィンドウを継承する
はじめの手順
初期化する
ーー貼り付けた部品に対する操作をここに書きます
終わり
初期化する手順
ーー自動生成された手順です。ここにプログラムを書き加えても消える場合があります
この内容を「メイン画面」に変える
ボタン1というボタンを作る
その位置と大きさを{184,199,50,25}に変える
その内容を「ボタン1」に変える
その移動順を3に変える
テキスト1というテキストを作る
その位置と大きさを{32,51,157,19}に変える
その移動順を4に変える
テキスト2というテキストを作る
その位置と大きさを{32,93,157,19}に変える
その移動順を1に変える
テキスト3というテキストを作る
その位置と大きさを{32,137,157,19}に変える
その移動順を2に変える
終わり
ボタン1がクリックされた時の手順
名前01=テキスト1の内容
名前02=テキスト2の内容
名前03=テキスト3の内容
もし「data.csv」というファイルが存在するなら、データへ「data.csv」から読み込む
データに{今、[名前01]、[名前02]、[名前03]}を追加する
データを「data.csv」へ保存する
データの一覧を表示する
終わり
終わり
————————ここまで